モティーベ

毎週1回、朝5時に車で15分のところにある牧場に生乳をとりに行き、店舗2階のチーズ工房でチーズ加工に取り組む、チーズ職人の久保田将司さん。「発酵が進むとなんともいえないミルクの芳醇な香りが立ちこめます。搾りたてのミルクで作るチーズは本当に美味しい。チーズを作っているときが一番楽しいですね」と話します。
　フランスでチーズ作りの基礎や理論を化学的に学び、元フランス領だったベトナムの地で、現地のフランス料理人たちからもチーズ職人として認められるという経験を重ね、「生まれ育った鈴鹿でナチュラルチーズをいちから作り、この美味しさを広めたい」と「モティーベ」を開業して7年目。「ファームtoテーブル」の精神を大切に、ピザ生地には三重県の小麦粉を8割使用、野菜も地元の農家のものを積極的に取り入れます。