料理長 畑中 麻穂
炭火・薪火を巧みに操る
ジャンルは三重の食材を活かす料理
北勢地域
8つの素材とアートを融合させた
湯の山温泉のふもとにある12のヴィラ
癒しと食の総合リゾート「アクアイグニス」の別邸としてオープンした「湯の山 素粋居(そすいきょ)」。三滝川に沿うように建ち並ぶ12棟の客室はすべてヴィラタイプで、それぞれに土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝子、鉄の8つの素材をテーマにデザインされています。そこに、現代美術や工芸、アンティークなどのアートを設えた空間はまるで美術館のよう。本物の素材とアートに包まれた居心地のよい空間と温かなもてなしは、自分の時間を大切にしたい大人旅にぴったりです。
さまざまな旅のスタイルに寄り添う
別荘のような宿
すべてのヴィラの広さはおよそ90㎡とゆったりとした造り。それぞれに、和室と自家源泉かけ流しの露天風呂がある点は注目したいところ。「日本人のお客さまにとって畳の部屋は気持ちの落ち着く空間だと思います。旅という非日常のひとときに、ご自身の内面と向き合っていただく場としてもふさわしいのではないでしょうか」と支配人の西岡孝さん。また自家源泉の露天風呂はアルカリ性単純温泉の美肌の湯で、24時間いつもで入浴可能です。
それ以外は、外観はもちろんインテリアや間取りに至るまで、一つとして同じ空間はないため、自身の別荘のようにお気に入りのヴィラをリピートするゲストがいる一方で、異なる宿を訪れたような新鮮さを求めて毎回新しいヴィラを押さえたり12のヴィラすべてに滞在したことのあるゲストもいるとか。また、徒歩でも5分ほどの場所にある「アクアイグニス」へ無料送迎のサービスがあり、2つの施設を自由に行き来しながら過ごすこともできます。レストランは、料理ジャンルを超えて三重の食材の持ち味を炭火や薪火を使って引き出すことを得意としている「HINOMORI」を案内します。
料理人
基本情報
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施設名 |
湯の山 素粋居 |
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住所 |
三重県三重郡菰野町菰野4842-1 map 地図をみる |
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電話番号 |
059-390-0068 |
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営業時間 |
【HINOMORI】 ディナー 18:30 ～ |
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定休日 |
無休 |
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その他・備考 |
＊薪、炭の熱源の準備のため、お料理のスタート時間は18:30のみとなります。 |
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薪火で焼き上げることで旨みや風味が増す
スペインやイタリアの料理哲学を受け継ぎ炭火、薪火で焼き上げる経産牛の熟成肉
HINOMORI
ディナーコースより、骨付き経産牛（熟成）。日本ではまだ馴染みが薄いですが、「HINOMORI」はヨーロッパの料理スタイルで経産牛の熟成肉を提供しています。一般に和牛は2歳半頃から出荷されることが多いですが、経産牛は子どもを産んでから再び食肉用に肥育されたもので、ときには12歳の牛を扱うこともあります。「経産牛は旨みがぎゅっと詰まっているのが特徴。噛めば噛むほど旨みが出てきます。これは若い牛にはない味わいです」と畑中さん。経産牛は熟成に適していて、余分な水分が抜けた熟成肉の味わいは強烈な印象を残します。また、廃牛になることも多い経産牛を「おいしくいただく」ということは生き物の命を大切にいただくSDGｓにも繋がっています。
アクセス
公共交通機関
【電車でお越しの場合】 近鉄「湯の山温泉駅」徒歩5分
車でお越しの方
新名神高速道路「菰野IC」より約5分